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積分 Bessel 関数

積分 Bessel 関数

【始めに:頁全体の概要】
 特殊関数論では、既知の特殊関数をさらに積分すると得られる新しい関数の探索、またはその還元の可否について詳しい研究がなされ、その成果は公式集に収められている。殊に Bessel 関数のそれは充実しており、例えば M. Abramowitz & I. Stegun の 「Handbook of Mathematical Functions」 では、第11章の全体がこのテーマで占められている。また、数式処理システムの発達によって、このような積分が還元できる範囲は拡大されつつある。
 当サイトではこれを踏まえ、また分量上の理由もあって、Bessel 関数およびその関連関数とは異なる頁で、この種の積分関数を掲載することとした。しかしながら、ここで主に取り上げるのは、被積分関数と同等または簡単なクラスに還元できない事例で、しかも Bessel 関数を三角関数の類似と見た場合の、積分三角関数Fresnel 関数に相当する関数である (これを当サイトでは、積分 Bessel 関数, および Bessel - Fresnel 関数と呼ぶ)。両者は被積分関数の形が比較的シンプルであり、特に、前者は過去に
  • 数表作成事例のある積分Bessel関数
等の数表も作られていた事に鑑みて取り上げる (前述 A & S の第11章にも、それらの数表がある)。なお両者は、一般積分 Bessel 関数
  • 一般積分Bessel関数
を介して、前頁の Lommel 関数とも関係がある。
 さらに、Airy 関数に対しても同様の類似を考え、独自定義関数として導入する。したがって、以上の積分関数に使用している関数記号は、すべて当サイト独自のものである。
 一方、これらとは異なり、応用上の必要から導入された Bickley - Naylor 関数についても触れる。

【積分 Bessel 関数】
 始めに、被積分関数の形が最も簡単な、
  • Bessel関数の積分
について説明する (一部の例を除いて、後述のとおり積分 Bessel 関数と関係がある)。両者は、次数νに関する漸化式
  • Bessel関数の積分が満たす漸化式
を満たすので、もし、簡単な関数に還元される事例が二つ存在し、しかも互いの次数差が1であれば次々と還元事例が得られる。実際にJ(ν, z), Y(ν, z)は、ν∈Zならば Bessel 関数と Struve 関数の多項式、νが半奇数ならば Bessel 関数と Fresnel 関数の多項式に還元される。同様にI(ν, z), K(ν, z)は、ν∈Zならば変形 Bessel 関数と変形 Struve 関数の多項式、νが半奇数ならば変形 Bessel 関数と (無理関数因子を持つ) 誤差関数の多項式に還元される。(下方に、Y(0, z), Y(1, z)およびK(0, z), K(1, z)を掲載している。)
 積分三角関数または積分双曲線関数の類似
  • 積分Bessel関数(一括表記)
は、ν≠0ならば
  • 積分Bessel関数とBessel関数の積分との関係式
となるので、B(ν, z), I(ν, z)の還元規則はBi(ν, z), Ii(ν, z)にも引き継がれる。よって、ν∈ZなるBi(ν, z)のうち、真に新しい関数はν=0のときに限る (Ii(0, z)は関数自体が存在しない)。
 以上のことを踏まえ、当サイトではBi(ν, z), Ii(ν, z)の方を扱う。次のとおり、改めて定義式を明記するとともに、二三の補助関数も導入し、積分 Bessel 関数および積分変形 Bessel 関数と呼ぶ。
  • 積分Bessel関数
Ji(z), Ii(z)は超越整関数であるが、この他の関数はz=0を一般に対数分岐点とする無限多価関数で、分枝切断線を実軸上の区間(-∞, 0]に置く。複数ある積分第1種 Bessel 関数は、互いに
  • 積分第1種Bessel関数の関係式
の関係にある。なお、Ii(ν, z)Ii(z)の間に直接の関係は無い。
 積分 Bessel 関数および積分変形 Bessel 関数の、一般超幾何関数による閉形式
  • 積分Bessel関数の一般超幾何関数による閉形式
は、実際の数値計算等に便利であるが※1、Yi(ν, z), Ki(ν, z)ν∈Zならば別の方法を用いる。例えば、
  • Y(ν, z)(ν=0, 1)の還元式
または
  • K(ν, z)(ν=0, 1)の還元式
を初期関数として、前述の漸化式からY(n, z), K(n, z) (n∈Z)を求め、さらに関係式によってYi(n, z), Ki(n, z)(n∈Z ∩ n≠0)が得られる。
 最も厄介なのがν=0の場合で、冪級数展開式
  • Yi(0, z), Ki(0, z)の冪級数展開式
等で得られる。このとき漸近級数の併用が望まれるが、数式の掲載は省略する※2。
 恐らく、積分 Bessel 関数の応用事例は存在しない。変形 Bessel 関数の積分 (Synchrotron function)
Synchrotron function
ならば、天体物理学で使用されることがある。

【註記】
 ※1:当然ながら、数式処理システムに一般超幾何関数が実装されていない場合は、それ自体の (冪級数、漸近級数等による) コードを別途記述しなければならない (以下同様)。

 ※2:Abramowitz & Stegun の482頁にある公式 11.1.24~11.1.27 を参照。

積分第1種Bessel関数Ji(ν, z)

 xを実変数とする、整数次の積分第1種 Bessel 関数Ji(n, x)のグラフ。
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(実変数)

 xを実変数とする、実数次の積分第1種 Bessel 関数Ji(ν, x)のグラフ。
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(実変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、積分第1種 Bessel 関数Ji(ν, x)のグラフ。
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、積分第1種 Bessel 関数Ji(0, z)のグラフ。
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、積分第1種 Bessel 関数Ji(3.7, z)のグラフ。
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、積分第1種 Bessel 関数Ji(-5.2, z)のグラフ。
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、積分第1種 Bessel 関数Ji(3-2i, z)のグラフ。
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)

積分第1種Bessel関数Ji2(ν, z), Ji2(z)

 xを実変数とする、整数次の積分第1種 Bessel 関数Ji2(n, x)のグラフ。
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(実変数)

 xを実変数とする、実数次の積分第1種 Bessel 関数Ji2(ν, x)のグラフ。
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(実変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、積分第1種 Bessel 関数Ji2(ν, x)のグラフ。
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(実2変数)

 前述のとおり、Ji2(ν, z)Ji(ν, z)と定数差の違いしかないので、Ji2(ν, z)の複素変数グラフは掲載数を削減する。
 z を複素変数とする、積分第1種 Bessel 関数Ji2(3.7, z)のグラフ。
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、積分第1種 Bessel 関数Ji2(3-2i, z)のグラフ。
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)

 実変数の積分第1種 Bessel 関数Ji(x)のグラフ。
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(実変数)

 複素変数の積分第1種 Bessel 関数Ji(z)のグラフ。
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)

積分第2種Bessel関数Yi(ν, z)

 xを実変数とする、整数次の積分第2種 Bessel 関数Yi(n, x)のグラフ。
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(実変数)

 xを実変数とする、実数次の積分第2種 Bessel 関数Yi(ν, x)のグラフ。
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(実変数)
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、積分第2種 Bessel 関数Yi(ν, x)のグラフ。
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、積分第2種 Bessel 関数Yi(0, z)のグラフ。
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、積分第2種 Bessel 関数Yi(3.7, z)のグラフ。
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、積分第2種 Bessel 関数Yi(-5.2, z)のグラフ。
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、積分第2種 Bessel 関数Yi(3-2i, z)のグラフ。
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)

x=Ji(ν, t), y=Yi(ν, t)

 パラメトリック曲線x=Ji(ν, t), y=Yi(ν, t)のグラフ。νは実数次とする。
  • 積分Bessel関数のグラフ(媒介変数)
  • 積分Bessel関数のグラフ(媒介変数)

積分第1種変形Bessel関数Ii(ν, z), Ii(z)

 xを実変数とする、整数次の積分第1種変形 Bessel 関数Ii(n, x)のグラフ。
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(実変数)

 xを実変数とする、実数次の積分第1種変形 Bessel 関数Ii(ν, x)のグラフ。
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(実変数)
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、積分第1種変形 Bessel 関数Ii(ν, x)のグラフ。ν=0は存在しない。
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、積分第1種変形 Bessel 関数Ii(3.7, z)のグラフ。
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、積分第1種変形 Bessel 関数Ii(-5.2, z)のグラフ。
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、積分第1種変形 Bessel 関数Ii(3-2i, z)のグラフ。
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)

 実変数の積分第1種変形 Bessel 関数Ii(x)のグラフ。
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(実変数)

 複素変数の積分第1種変形 Bessel 関数Ii(z)のグラフ。
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)

積分第2種変形Bessel関数Ki(ν, z)

 xを実変数とする、整数次の積分第2種変形 Bessel 関数Ki(n, x)のグラフ。
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(実変数)

 xを実変数とする、実数次の積分第2種変形 Bessel 関数Ki(ν, x)のグラフ。
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、積分第2種変形 Bessel 関数Ki(ν, x)のグラフ。Ki(-ν, x)=Ki(ν, x)となる。
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、積分第2種変形 Bessel 関数Ki(0, z)のグラフ。
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、積分第2種変形 Bessel 関数Ki(-5.2, z)=Ki(5.2, z)のグラフ。
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、積分第2種変形 Bessel 関数Ki(3-2i, z)のグラフ。
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)

 xを実変数とする、純虚数次の積分第2種変形 Bessel 関数α(ν)・Ki(iν, x) (ν∈R)のグラフ。ここに、α(ν)=Sqrt[ν/π*sinh(νπ)]である (以下同様)。
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、積分第2種変形 Bessel 関数α(ν)・Ki(iν, x)のグラフ。
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、積分第2種変形 Bessel 関数Ki(5.7i, z)のグラフ。
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種変形Bessel関数のグラフ(複素変数)

Bessel - Fresnel 関数

 後述する一般積分 Bessel 関数の特殊なケースとして表わせる、Fresnel 関数の類似、
  • Bessel-Fresnel関数
を独自に定義し、Bessel - Fresnel 関数および変形 Bessel - Fresnel 関数と呼ぶ。これらの関数はz=0を一般に対数分岐点とする無限多価関数で、分枝切断線を実軸上の区間(-∞, 0]に置く。二つの第1種 Bessel - Fresnel 関数は、互いに
  • 第1種Bessel-Fresnel関数の関係式
の関係にある (Jf(ν, z)およびIf(ν, z)は、ν=-1/2, -5/2, -9/2,…のとき関数自体が存在しない)。
 Bessel - Fresnel 関数および変形 Bessel - Fresnel 関数の、正規化された一般超幾何関数による閉形式
  • Bessel-Fresnel関数の一般超幾何関数による閉形式
は、実際の数値計算等に便利であるが、条件式◆または●を満たさない場合は、積分三角関数や積分指数関数への還元式
  • Bessel-Fresnel関数:積分三角関数等への還元式
または、Yf(0, z), Kf(0, z)の閉形式およびYf(1, z), Kf(1, z)の冪級数展開式
  • Bessel-Fresnel関数:冪級数展開式等
を初期関数とする漸化式
  • Bessel-Fresnel関数が満たす漸化式
によって求める。
 恐らく、Bessel - Fresnel 関数の応用事例は存在しない。

第1種Bessel-Fresnel関数Jf(ν, z)

 xを実変数とする、整数次の第1種 Bessel - Fresnel 関数Jf(n, x)のグラフ。
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(実変数)

 xを実変数とする、実数次の第1種 Bessel - Fresnel 関数Jf(ν, x)のグラフ。
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(実変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、第1種 Bessel - Fresnel 関数Jf(ν, x)のグラフ。
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、第1種 Bessel - Fresnel 関数Jf(0, z)のグラフ。
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Bessel - Fresnel 関数Jf(3.7, z)のグラフ。
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Bessel - Fresnel 関数Jf(-5.2, z)のグラフ。
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Bessel - Fresnel 関数Jf(3-2i, z)のグラフ。
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

第1種Bessel-Fresnel関数Jf2(ν, z)

 xを実変数とする、整数次の第1種 Bessel - Fresnel 関数Jf2(n, x)のグラフ。
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(実変数)

 xを実変数とする、実数次の第1種 Bessel - Fresnel 関数Jf2(ν, x)のグラフ。
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(実変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、第1種 Bessel - Fresnel 関数Jf2(ν, x)のグラフ。ν=-1/2, -5/2, -9/2,…の場合は関数自体が存在しない。
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(実2変数)

 前述のとおり、Jf2(ν, z)Jf(ν, z)と定数差の違いしかないので、Jf2(ν, z)の複素変数グラフは掲載数を削減する。
 zを複素変数とする、積分第1種 Bessel 関数Jf2(3.7, z)のグラフ。
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Bessel - Fresnel 関数Jf2(3-2i, z)のグラフ。
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

第2種Bessel-Fresnel関数Yf(ν, z)

 xを実変数とする、整数次の第2種 Bessel - Fresnel 関数Yf(n, x)のグラフ。
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(実変数)

 xを実変数とする、実数次の第2種 Bessel - Fresnel 関数Yf(ν, x)のグラフ。
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(実変数)
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、第2種 Bessel - Fresnel 関数Yf(ν, x)のグラフ。
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、第2種 Bessel - Fresnel 関数Yf(0, z)のグラフ。
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Bessel - Fresnel 関数Yf(3.7, z)のグラフ。
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Bessel - Fresnel 関数Yf(-5.2, z)のグラフ。
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Bessel - Fresnel 関数Yf(3-2i, z)のグラフ。
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

x=Jf(ν, t), y=Yf(ν, t)

 パラメトリック曲線x=Jf(ν, t), y=Yf(ν, t)のグラフ。νは実数次とする。
  • Bessel-Fresnel関数のグラフ(媒介変数)
  • Bessel-Fresnel関数のグラフ(媒介変数)

第1種変形Bessel-Fresnel関数If(ν, z)

 xを実変数とする、整数次の第1種変形 Bessel - Fresnel 関数If(n, x)のグラフ。
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(実変数)

 xを実変数とする、実数次の第1種変形 Bessel - Fresnel 関数If(ν, x)のグラフ。
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(実変数)
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、第1種変形 Bessel - Fresnel 関数If(ν, x)のグラフ。ν=-1/2, -5/2, -9/2,…の場合は関数自体が存在しない。
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、第1種変形 Bessel - Fresnel 関数If(0, z)のグラフ。
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種変形 Bessel - Fresnel 関数If(3.7, z)のグラフ。
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種変形 Bessel - Fresnel 関数If(-5.2, z)のグラフ。
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種変形 Bessel - Fresnel 関数If(3-2i, z)のグラフ。
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

第2種変形Bessel-Fresnel関数Kf(ν, z)

 xを実変数とする、整数次の第2種変形 Bessel - Fresnel 関数Kf(n, x)のグラフ。
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(実変数)

 xを実変数とする、実数次の第2種変形 Bessel - Fresnel 関数Kf(ν, x)のグラフ。
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、第2種変形 Bessel - Fresnel 関数Kf(ν, x)のグラフ。Kf(-ν, x)=Kf(ν, x)となる。
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、第2種変形 Bessel - Fresnel 関数Kf(0, z)のグラフ。
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種変形 Bessel - Fresnel 関数Kf(3.7, z)のグラフ。
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種変形 Bessel - Fresnel 関数Kf(3-2i, z)のグラフ。
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

 xを実変数とする、純虚数次の第2種変形 Bessel - Fresnel 関数α(ν)・Kf(iν, x) (ν∈R)のグラフ。ここに、α(ν)=Sqrt[ν/π*sinh(νπ)]である (以下同様)。
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、第2種変形 Bessel - Fresnel 関数α(ν)・Kf(iν, x)のグラフ。
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、第2種変形 Bessel - Fresnel 関数Kf(5.7i, z)のグラフ。
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種変形Bessel-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

一般積分 Bessel 関数

 積分 Bessel 関数と Bessel - Fresnel 関数は、より一般的な積分
  • 積分Bessel関数とBessel-Fresnel関数の一般化
の特別な場合である。上記のうち、Lommel 関数によって表示可能な、
  • 一般積分Bessel関数
を独自に定義し、一般積分 Bessel 関数と呼ぶ。両者はz=0を一般に対数分岐点とする無限多価関数で、分枝切断線を実軸上の区間(-∞, 0]に置く。
 Lommel 関数の表示式が使用できない格子点μ+ν∈Oddまたはμ±ν∈Odd上では、
  • 一般積分Bessel関数の漸化式の初期関数
を初期関数とする漸化式
  • 一般積分Bessel関数が満たす漸化式
によって求める。
 一般積分第1種 Bessel 関数は、Bessel 関数項の級数
  • 一般積分Bessel関数:Bessel関数項級数表示
に展開される。
 μνの特別な定数差に一致するとき、一般積分 Bessel 関数はより簡単な関数に還元される。例えば、
  • 一般積分Bessel関数:還元される場合
などがある。
 恐らく、一般積分 Bessel 関数の応用事例も存在しない。

一般積分第1種Bessel関数Ji(μ, ν, z)

 xを実変数とする、一般積分第1種 Bessel 関数Ji(1.3, ν, x)のグラフ。
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(実変数)

 xを実変数とする、一般積分第1種 Bessel 関数Ji(μ, 0.3, x)のグラフ。
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(実変数)

 xを実変数とする、一般積分第1種 Bessel 関数Ji(ν, -ν-2.5, x)のグラフ。
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(実変数)

 μ,νを実2変数とする、一般積分第1種 Bessel 関数Ji(μ, ν, 1)のグラフ。
 色が断絶している直線上、すなわちμ+νが負の奇数となる場合は、関数自体が存在しない。
 3番目は、xが正の実数を動く場合のJi(μ, ν, x)のアニメーション(7.93MB)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(実2変数)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(実2変数)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(実2変数:動画)

 zを複素変数とする、一般積分第1種 Bessel 関数Ji(-2.3, 0, z)のグラフ。
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、一般積分第1種 Bessel 関数Ji(0.6, -4.8, z)のグラフ。
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、一般積分第1種 Bessel 関数Ji(-0.8i, 4.3, z)のグラフ。
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、一般積分第1種 Bessel 関数Ji(1.5+i, -2-2i, z)のグラフ。
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第1種Bessel関数のグラフ(複素変数)

一般積分第2種Bessel関数Yi(μ, ν, z)

 xを実変数とする、一般積分第2種 Bessel 関数Yi(1.3, ν, x)のグラフ。
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(実変数)

 xを実変数とする、一般積分第2種 Bessel 関数Yi(μ, 0.3, x)のグラフ。
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(実変数)

 xを実変数とする、一般積分第2種 Bessel 関数Yi(ν, -ν-2.5, x)のグラフ。
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(実変数)

 μ,νを実2変数とする、一般積分第2種 Bessel 関数Yi(μ, ν, 1)のグラフ。
 色が断絶している直線上、すなわちμ±νが負の奇数となる場合は、関数自体が存在しない。
 3番目は、xが正の実数を動く場合のYi(μ, ν, x)のアニメーション(8.31MB)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(実2変数)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(実2変数)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(実2変数:動画)

 zを複素変数とする、一般積分第2種 Bessel 関数Yi(-2.3, 0, z)のグラフ。
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、一般積分第2種 Bessel 関数Yi(0.6, -4.8, z)のグラフ。
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、一般積分第2種 Bessel 関数Yi(-0.8i, 4.3, z)のグラフ。
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、一般積分第2種 Bessel 関数Yi(1.5+i, -2-2i, z)のグラフ。
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)
  • 一般積分第2種Bessel関数のグラフ(複素変数)

Bickley - Naylor 関数

日:Bickley-Naylor関数※1,ビックリー・ネイラー関数
英:Bickley-Naylor function,仏:Fonction de Bickley-Naylor,独:Bickley-Naylor funktion

 第2種変形 Bessel 関数の Riemann - Liouville 積分※2に相当する
  • Bickley-Naylor関数
を、Bickley - Naylor 関数という。積分表示式は上記以外にも、
  • Bickley-Naylor関数:他の積分表示式
等が知られている。
 Bickley - Naylor 関数は、一般超幾何関数による閉形式
  • Bickley-Naylor関数:一般超幾何関数による閉形式
で表わせる。ν∈Zの場合は逐次積分および逐次微分
  • Bickley-Naylor関数:逐次積分および逐次微分
で定義されるが、実際の数値計算では、上記のKi[0](z)および変形 Struve 関数等による閉形式
  • Bickley-Naylor関数の漸化式の初期関数
を初期関数とする漸化式
  • Bickley-Naylor関数が満たす漸化式
を用いた方が便利である。
 Bickley - Naylor 関数はz=0を一般に対数分岐点とする無限多価関数で、分枝切断線を実軸上の区間(-∞, 0]に置く。z=0が有限確定値 (または、z→+0の極限) のとき、
  • Bickley-Naylor関数:z=0での有限確定値
となる。
 Bickley - Naylor 関数は、球または円柱の内部に封じ込められた熱放射 (輻射熱) の分布、円柱形状の原子炉内部における中性子束の計算等に現れ、それらの応用事例では、専らν∈Z>0の場合が使用される。
 1935年に W. G. Bickley は強制対流を研究した際、併せてこの関数を導入し、同年には J. Nayler ※1と共同でKi[n](z) (n=1, 2, …, 16)の数表を作成した。これが関数名称の由来となっている。

【註記】
 ※1:Naylor の綴りは誤りであって、本来は Nayler が正しい。しかし、ある原子核物理学の教科書で誤植 (e → o) が発生し、以降それが一般に定着してしまった (当サイトでも、誤りを承知のうえ関数名称に対しては Naylor を使用する)。なお、J. Nayler について知られている事は少ない。イギリスの王立大学 (Imperial College) で工学の学士資格を取得している事等は判明している。(以上の内容は、Serge Marguet 著 「The Physics of Nuclear Reactors」 (2018年 Springer) の518頁にある脚注による。)

 ※2:Riemann - Liouville 積分とは、関数f(z)に対する演算子
  • Riemann-Liouville積分
のことをいう。これは、f(z)zν∈C階積分したものに相当し、非整数階積分 (Fractional integral) とも呼ばれる。

Bickley-Naylor関数Ki[ν](z)

 xを実変数とする、整数次の Bickley - Naylor 関数Ki[n](x)のグラフ。
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(実変数)

 xを実変数とする、実数次の Bickley - Naylor 関数Ki[ν](x)のグラフ。
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(実変数)
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、Bickley - Naylor 関数Ki[ν](x)のグラフ。
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、Bickley - Naylor 関数Ki[3.7](z)のグラフ。
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、Bickley - Naylor 関数Ki[-5.2](z)のグラフ。
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、Bickley - Naylor 関数Ki[-3-2i](z)のグラフ。
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、Bickley - Naylor 関数Ki[5.7i](z)のグラフ。
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)
  • Bickley-Naylor関数のグラフ(複素変数)

積分 Airy 関数

 比較的応用事例の多い Airy 関数は、その積分公式についても多数の結果が公式集に掲載されている。最も簡単な形の積分として、NISTの9.10(i)を例示すれば、
  • Airy関数の積分
となっている※1。以降では、これまでと同様に、Airy 関数に対しても積分三角関数および Fresnel 関数の類似を考える (後者については次節で扱う)。前者を具体的に、
  • 積分Airy関数
で独自に定義し、積分 Airy 関数と呼ぶ。ここに、v.p.z=0Cauchy の主値をとることを意味し、積分の下端aBii(a)=0となる正の実数a=0.270611818351917314…である。
 積分 Airy 関数は、正規化された一般超幾何関数によって、
  • 積分Airy関数の一般超幾何関数による閉形式
と表わすことができる。

【註記】
 ※1:これらの公式にz=0を代入し、Ai(0)等を特殊値で表わすと、NISTの9.10(iv)にも掲載されている次の結果が得られる。
  • Airy関数の定積分
 ただし、1番目, 3番目の定積分の値は、符号付き面積 (下図参照) で解釈し、
  • Airy関数の絶対値の定積分
となるので、条件収束な広義積分としての値である。
  • Airy関数の定積分(図)

積分第1種Airy関数Aii(x), A[1](x), aii(x)

 xを実変数とする、積分第1種 Airy 関数Aii(x), A[1](x), aii(x)のグラフ。
  • 積分第1種Airy関数のグラフ(実変数)

積分第1種Airy関数Aii(z)

 zを複素変数とする、積分第1種 Airy 関数Aii(z)のグラフ。
  • 積分第1種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Airy関数のグラフ(複素変数)

積分第1種Airy関数A[1](z)

 zを複素変数とする、積分第1種 Airy 関数A[1](z)のグラフ。
  • 積分第1種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Airy関数のグラフ(複素変数)

積分第1種Airy関数aii(z)

 zを複素変数とする、積分第1種 Airy 関数aii(z)のグラフ。
  • 積分第1種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第1種Airy関数のグラフ(複素変数)

積分第2種Airy関数Bii(x), B[1](x)

 xを実変数とする、積分第2種 Airy 関数Bii(x), B[1](x)のグラフ。
  • 積分第2種Airy関数のグラフ(実変数)

積分第2種Airy関数Bii(z)

 zを複素変数とする、積分第2種 Airy 関数Bii(z)のグラフ。
  • 積分第2種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Airy関数のグラフ(複素変数)

積分第2種Airy関数B[1](z)

 zを複素変数とする、積分第2種 Airy 関数B[1](z)のグラフ。
  • 積分第2種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Airy関数のグラフ(複素変数)
  • 積分第2種Airy関数のグラフ(複素変数)

x=Aii(t), y=Bii(t)

 積分 Airy 関数によるパラメトリック曲線x=Aii(t), y=Bii(t)のグラフ。
 紫色の漸近線は、一次関数y=Sqrt[3]x-4c/Sqrt[3]である。
  • 積分Airy関数のグラフ(媒介変数)

Airy - Fresnel 関数

 独自に定義した積分関数
  • Airy-Fresnel関数
を、Airy - Fresnel 関数と呼ぶ。
 同様に、正規化された一般超幾何関数で表わすと、
  • Airy-Fresnel関数の一般超幾何関数による閉形式
となる。両者はともに超越整関数である。

Airy-Fresnel関数Aif(x), Bif(x)

 xを実変数とする、Airy - Fresnel 関数Aif(x), Bif(x)のグラフ。
  • Airy-Fresnel関数のグラフ(実変数)

第1種Airy-Fresnel関数Aif(z)

 zを複素変数とする、第1種 Airy - Fresnel 関数Aif(z)のグラフ。
  • 第1種Airy-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Airy-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Airy-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Airy-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Airy-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

第2種Airy-Fresnel関数Bif(z)

 zを複素変数とする、第2種 Airy - Fresnel 関数Bif(z)のグラフ。
  • 第2種Airy-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Airy-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Airy-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Airy-Fresnel関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Airy-Fresnel関数のグラフ(複素変数)

-i*Aif(i*x), -i*Bif(i*x)

 xを実変数とする、Airy - Fresnel 関数-i*Aif(i*x), -i*Bif(i*x)のグラフ。
  • Airy-Fresnel関数のグラフ(実変数)

x=-i*Aif(i*t), y=-i*Bif(i*t)

 Airy - Fresnel 関数によるパラメトリック曲線x=-i*Aif(i*t), y=-i*Bif(i*t)のグラフ。
  • Airy-Fresnel関数のグラフ(媒介変数)


【 Petite Galerie 】

  • Airy関数の積分による平面曲線

「蝶の飛翔」
(原点からの距離を変数とする第2種 Airy 関数で曲率が定まる曲線)

特殊関数 Menu