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Legendre 関数

Legendre 関数

日:Legendre関数ルジャンドル関数
英:Legendre function,仏:Fonction de Legendre,独:Legendre-funktion

 二階の線形常微分方程式
  • Legendreの微分方程式
は超幾何微分方程式の特別な場合であり、z=±1, ∞を確定特異点とする。これを Legendre の微分方程式といい、その解の基本系w=a・P[ν](z)+b・Q[ν](z)(a, b ∈ C)を成す二つの関数は、超幾何関数で表わすと
  • Legendre関数(超幾何関数による定義式)
となる。これを順に、第1種および第2種 Legendre 関数という。このうち、第1種は常にP[ν](1)=1となるように選んだ特別な解であって、一般にz=-1, ∞を対数分岐点とし、実軸上の区間(-∞, -1]に分枝切断線が置かれる。第2種は一般にz=±1, ∞を対数分岐点とし、実軸上の区間(-∞, -1]および[1, ∞)に分枝切断線が置かれる。分枝切断線(-∞, -1]を越える解析接続は、
  • Legendre関数の解析接続公式
によって成される。
 Legendre 関数はこの他にも、次数νに関する整数差の線形漸化式 (隣接関係式)、νの符号を変える公式等を満たすが、次節で扱う Legendre 陪関数の特別な場合が Legendre 関数になるので、併せて次節も参照して欲しい。
 ν=n ∈ N≧0である第1種 Legendre 関数は、前述の分岐点まわりでの多価性が消えて、多項式
  • Legendre多項式(有限級数表示)
に還元される。しかし、これは応用面での出現頻度が高いため重要とされ、Legendre 多項式と呼ばれる。Legendre 多項式の上記以外の表現方法としては、母関数表示式および 「Rodrigues の公式」
Legendre多項式(母関数・Rodriguesの公式)
が有名である。尤も、P[0](z)=1およびP[1](z)=zを初期関数として漸化式を用いても容易に得られる※1。Legendre 多項式P[n](z)は、nが偶数 (奇数) ならば偶関数 (奇関数) となる。直交多項式としてのP[n](z)の性質は、同様に次節でまとめて触れる。
 ν=n ∈ N≧0である第2種 Legendre 関数Q[n](z)P[n](z)で表わせるが、対数因子を持つ項も伴い
  • 非負整数次の第2種Legendre関数
となる。第2種に対しても、母関数表示式
  • 第2種Legendre関数の母関数表示式
が知られている。また、Q[n](z)nが偶数 (奇数) ならば奇関数 (偶関数) となる。
 νが半奇数のとき、Legendre 関数は完全楕円積分で表わせる。特に、
  • 半奇数次のLegendre関数
となるので、漸化式からこの事が従う。
 Legendre 関数の積分表示式も多数得られており、理論の審美的観点等から、これを Legendre 関数の導入定義とすることもある。そのような一例として、Schläfli 積分
  • Legendre関数の積分表示式(Schläfli積分)
がある※2。ここに、被積分関数はζ平面上の直線区間(-∞, -1]および[1, z]に分枝切断線を持ち、積分経路C[p]またはC[q]の形と進路は下図のとおりとする。
  • 第1種Legendre関数に対するSchläfli積分の経路
  • 第2種Legendre関数に対するSchläfli積分の経路
 Legendre 関数 (特に Legendre 多項式) は、多くが Legendre 陪関数の応用事例に伴って現れる。Legendre 関数に顕著な応用事例としては、質点での重力ポテンシャル、点電荷によって生じる静電位分布を極座標で表わす問題等がある。例えば、極座標上の位置aに点電荷qが1個あるとき、その周辺における静電位φ(r, θ)は、母関数表示式を示唆する形
  • 点電荷による静電位分布φ(r, θ)の式
で与えられる。これは、電気双極子 (位置±aに正負の点電荷)、電気多重極子 (極座標または球座標の遠方で正負が打ち消されるよう点電荷を4個または8個配置する等) に拡張すると、上記級数で寄与が最も大きくなる初項のインデックスが、n=0からn=1またはn=2等に変わる。よって、原点から遠い位置での静電位φ(r, θ)の分布状況は、無理関数で明示するよりも級数展開した方が把握しやすくなる※3。
  • 電気双極子による静電位分布
  • 電気4重極子による静電位分布
  • 直線状電気4重極子による静電位分布
 図:電気双極子・電気4重極子・直線状電気4重極子による静電位分布

 歴史的に Legendre 関数の萌芽は、1748年の D. Bernoulli による惑星などの回転楕円体における重力の研究に見出される。この問題は J. L. Lagrange, P. S. Laplace 等による研究を経て、1785年に A. M. Legendre が極座標に移行する前述の方法 (静電の場合と同じ方法) によって解を母関数で表示するアイデアに至り、そこに現れる係数自体の性質についても詳しく研究した。これが Legendre 関数の正式な導入時期とされ、関数名称の由来にもなっている。Q[ν](z)も含めて、その後も E. Heine (1842年), P. L. Chebyshev (1855年), L. Schläfli (1881年) 等による研究が続く。記号P[ν](z)は、1875年に I. Todhunter が初めて導入した。

【註記】
 ※1:次数が小さい Legendre 多項式の具体的表示の羅列は、特殊関数の書籍では必ずと言って良いほど掲載されているので、冗長ながらここでもそれを掲載する。
  • Legendre多項式の具体的表示

 ※2:1881年に Schläfli は積分表示式を用いて、νを複素数とする Legendre 関数を初めて論じた。

 ※3:詳しくは、G. Arfken 著 「基礎物理数学3:特殊関数と積分方程式」 の83~88頁を参照。
 なお、位置aにある1個の点電荷qでの正負が (静電ではなく) 周期ωで単振動する場合の、時刻tにおける電位φ(r, θ, t)は、
  • 点電荷による電波伝播φ(r, θ, t)の式
となり、これは電波伝播を示す (ただし、Legendre 関数では表わせない)。例えば、電波発生源が直線状電気4重極子ならば、
  • 直線状電気4重極子による電波伝播の式
となる。
  • 電気双極子による電波伝播
  • 電気4重極子による電波伝播
  • 直線状電気4重極子による電波伝播
 図:電気双極子・電気4重極子・直線状電気4重極子による電波伝播の動画


第1種Legendre関数の記号 P[ν](z)

 xを実変数とする、第1種 Legendre 関数のグラフ。整数次 (Legendre 多項式)P[n](x)実数次P[ν](x)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(実変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、第1種 Legendre 関数P[ν](x)のグラフ。
 公式P[ν](z)= P[-ν-1](z)によって、このグラフはν=-1/2に対称となる。
 これに類似したグラフが、犬井鉄郎 著 「超幾何関数・球関数・円筒関数」 (1948年) の566頁にも掲載されている。
 等高線P[ν](x)=1は直線ν=2, 4, 6,…に接し、等高線P[ν](x)=-1は直線ν=1, 3, 5,…に接する。
  • 第1種Legendre関数のグラフ(実2変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(実2変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 関数P[2.7](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 関数P[-0.4](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 関数P[4-3i](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)

 xを実変数とする、第1種 Legendre 関数P[-0.5+iν](x)のグラフ。
  • 第1種Legendre関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、第1種 Legendre 関数P[-0.5+iν](x)のグラフ。
  • 第1種Legendre関数のグラフ(実2変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 関数P[-0.5+5i](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数)

 アニメーション(10.4MB)
 zを複素変数とする、第1種 Legendre 関数P[ν](z)のグラフ。νは実数を動く。
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数:動画)

第1種Legendre関数の記号 P[ν](z) (変数ν)

 νを実変数とする、第1種 Legendre 関数P[ν](x)のグラフ。
  • 第1種Legendre関数のグラフ(実変数ν)

 νを複素変数とする、第1種 Legendre 関数P[ν](0.6)のグラフ。
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)

 νを複素変数とする、第1種 Legendre 関数P[ν](0.4i)のグラフ。
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)

第2種Legendre関数の記号 Q[ν](z)

 xを実変数とする、第2種 Legendre 関数のグラフ。整数次Q[n](x)実数次Q[ν](x)完全楕円積分で表わされる半奇数次のQ[ν](x)は、Q[ν](-1)=±π/2*(-1)^(ν+1/2)(ν=-1/2, 1/2, 3/2, 5/2,…)となる。
  • 第2種Legendre関数のグラフ(実変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(実変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、第2種 Legendre 関数Q[ν](x)のグラフ。
 ν=-1, -2, -3, -4,…では関数が定義されない。
 ν≦-1の範囲を拡大した場合。
 「超幾何関数・球関数・円筒関数」 にある図に準じたグラフ。
 等高線Q[ν](x)=π/2は直線ν=3/2, 7/2, 11/2,…に接し、等高線Q[ν](x)=-π/2は直線ν=1/2, 5/2, 9/2,…に接する。
 白点は等高線の共有点で、そのx座標はP[-n-1](x)=0(n ∈ N>0)の実数根と一致する。
  • 第2種Legendre関数のグラフ(実2変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(実2変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(実2変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(実2変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 関数Q[2.7](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 関数Q[-0.4](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 関数Q[-3.7](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 関数Q[4-3i](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 関数Q[-0.5+5i](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数)

 アニメーション(10.1MB)
 zを複素変数とする、第2種 Legendre 関数Q[ν](z)のグラフ。νは実数を動く。
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数:動画)

第2種Legendre関数の記号 Q[ν](z) (変数ν)

 νを実変数とする、第2種 Legendre 関数Q[ν](x)のグラフ。
  • 第2種Legendre関数のグラフ(実変数ν)

 νを複素変数とする、第2種 Legendre 関数Q[ν](0.6)のグラフ。
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)

 νを複素変数とする、第2種 Legendre 関数Q[ν](0.4i)のグラフ。
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre関数のグラフ(複素変数ν)

Legendre 陪関数(Ferrers 型)

日:Legendre陪関数ルジャンドル陪関数Legendre同伴関数
英:Associated Legendre function,仏:Fonction associée de Legendre,独:Assoziierten Legendre-funktion
日:球関数
独:Kugelfunktion

 Legendre 陪関数 (Ferrers 型) の定義は、Legendre 関数を逐次微分して無理関数因子を掛けた、
  • Legendre陪関数(逐次微分による定義式)
が元になっている※1。しかし、両者がともに満たす微分方程式とその解の表示によって、階数mは複素数にまで拡張可能である。二階の線形常微分方程式
  • Legendreの陪微分方程式
は Legendre の陪微分方程式と呼ばれ、z=±1, ∞を確定特異点とする。その解の基本系w=a・P[ν, μ](z)+b・Q[ν, μ](z)(a, b ∈ C)を成す二つの関数は、超幾何関数で表わすと
  • Legendre陪関数(超幾何関数による定義式)
となる。これを順に、第1種および第2種 Legendre 陪関数 (Ferrers 型) という※2。両者はμが非負整数ならば、前述の逐次微分による定義と一致する。なお、ν+μ ∈ Z<0ならばQ[ν, μ](z)は関数自体が存在しない。
 第1種は一般にz=-1, ∞が対数分岐点およびz=1が代数 (μが非有理数ならば対数) 分岐点となり、第2種は一般にz=±1, ∞が対数分岐点となる。よって、両者ともに実軸上の区間(-∞, -1]および[1, ∞)に分枝切断線が置かれる。このうち、分枝切断線(-∞, -1]を越える解析接続は、
  • Legendre陪関数の解析接続公式
によって成される。
 Legendre 陪関数は、次数νに関する整数差の線形漸化式 (隣接関係式)
  • Legendre陪関数の線形漸化式
を満たす。ここにa(ν), b(ν)は、νに関して1を周期とする任意の周期関数である。また、νの符号を変える公式
  • Legendre陪関数のνに関する反転公式
が成り立つ。
 νに対して極限を取った Legendre 陪関数は、Bessel 関数
  • Legendre陪関数のνに対する極限
  • Legendre陪関数のνに対する極限(動画1)
  • Legendre陪関数のνに対する極限(動画2)

の関係にある。
 特に重要なのがν=n ∈ N≧0かつμ= m ∈ N≧0 (m≦n)である第1種 Legendre 陪関数P[n, m](z)であり、Legendre 陪多項式と呼ばれる。正確にはmが偶数ならば多項式となるが、mが奇数ならば多項式にSqrt[1-z^2]を掛けたものになる。このとき、P[n, m](x)(x ∈ R)は直交性
  • Legendre陪関数の直交性
を満たす※3。
 球座標 (三次元の極座標){x, y, z}={r・sinθ・cosφ,r・sinθ・sinφ,r・cosθ}を用いて、Helmholtz 方程式の解を変数分離すると、天頂角θの方向に Legendre 陪関数が現れることは、既に球 Bessel 関数の頁で触れた。同様に、球座標で Laplace 方程式(∇^2)ψ=0の解をψ=Σ[m]Σ[n]{Ρ(r)Θ(θ)Φ(φ)}の形に変数分離すれば、各座標方向は、
  • 球座標におけるLaplace方程式の解
  • 球座標におけるLaplace方程式の解(1)
  • 球座標におけるLaplace方程式の解(2)
 図:球座標における Laplace 方程式の解 (固有関数) → Mathematica Code Mathematica Code

となる。それゆえ、Legendre 陪関数は 「球関数」 なる別名を持つ。Legendre 陪関数の物理学等への応用事例は、多くがこれらの方程式の解に由来する。例えば、帯電し回転している球面の周辺に生じる電磁界、球体まわりでの電磁波の回折、非圧縮な理想状態にある渦なし流体の速度分布、原子核の液滴モデルなどがある。後述の球面調和関数も上記 Laplace 方程式の解に由来し、これは量子力学等で多用される。
 さらに、扁長回転楕円体座標{x, y, z}={c・sinh u・sin v・cosφ,c・sinh u・sin v・sinφ,c・cosh u・cos v}を用いて、Laplace 方程式の解をψ=Σ[m]Σ[n]{Υ(u)Ξ(v)Φ(φ)}の形に変数分離した場合にも Legendre 陪関数が現れ、
  • 扁長回転楕円体座標におけるLaplace方程式の解
となる。扁平回転楕円体座標{x, y, z}={c・cosh u・sin v・cosφ,c・cosh u・sin v・sinφ,c・sinh u・cos v}ならば、Laplace 方程式の解は
  • 扁平回転楕円体座標におけるLaplace方程式の解
  • 扁平回転楕円体座標におけるLaplace方程式の解(1)
  • 扁平回転楕円体座標におけるLaplace方程式の解(2)
 図:扁平回転楕円体座標における Laplace 方程式の解 (固有関数) → Mathematica Code Mathematica Code

となる※4。これは、境界条件が回転楕円体である諸問題に現れ、一部は球座標のそれに類似する。よって、(Legendre 関数を含めた) Legendre 陪関数の応用事例数は、恐らく Bessel 関数に比肩するほど多いと思われる。
 Legendre 関数の節で挙げた数学者の他にも、F. E. Neumann (1848年)※5, R. Olbricht (1888年), E. Hobson (1896年) 等が Legendre 陪関数の研究を手掛けている。"Ferrers 型" なる名称は、球面調和関数を研究した N. M. Ferrers (1877年) に由来する。

【註記】
 ※1:因子(-1)^mは 「Condon - Shortley の位相」 と呼ばれ、量子力学で必要になるため、球面調和関数はこの因子を含むように定義される。しかし書籍等によっては、この因子を省いた Legendre 陪関数の定義 (その場合、球面調和関数では因子を明示する定義) を採用していることもある。

 ※2:以降の説明では、Ferrers 型である旨を断っていない箇所があるが、当サイトでは Legendre 陪関数の記号を、Ferrers 型はP[ν, μ], Q[ν, μ]、次節の Hobson 型Ph[ν, μ], Qh[ν, μ]で記述しているので、恐らく判読できると思う。

 ※3:P[n, m](z)n=kで現れる定数の平方根で割れば、その関数の直交積分はn=kのとき常に1 (正規直交性) となる。このような調節を (直交関数の) 正規化という。

 ※4:Helmholtz 方程式の解を回転楕円体座標で変数分離したときは、Legendre 陪関数の代わりに回転楕円体波動関数が現れる。

 ※5:F. E. Neumann は、第2種 Bessel 関数の別名で知られる C. G. Neumann の父。

第1種Legendre陪関数の記号 P[ν, μ](z)

 xを実変数とする、第1種 Legendre 陪関数のグラフ。整数次P[n, 1](x)実数次P[ν, 1](x)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[ν, 1](x)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実2変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[2.7, 1](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[-0.4, 1](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[4-3i, 1](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[-0.5+5i, 1](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 xを実変数とする、第1種 Legendre 陪関数のグラフ。整数次P[n, 3.4](x)実数次P[ν, 3.4](x)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[ν, 3.4](x)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実2変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[2.7, 3.4](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[-0.4, 3.4](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[4-3i, 3.4](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[-0.5+5i, 3.4](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 アニメーション(11.2MB)
 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[ν, 3.4](z)のグラフ。νは実数を動く。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数:動画)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[2.7, -3+2i](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[-0.4, -3+2i](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[4-3i, -3+2i](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[-0.5+5i, -3+2i](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

第1種Legendre陪関数の記号 P[ν, μ](z) (変数ν)

 νを実変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[ν, 3.4](x)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実変数ν)

 νを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[ν, 3.4](0.6)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)

 νを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[ν, 3.4](0.4i)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)

 νを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[ν, -1+i](0.6)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)

 νを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[ν, -1+i](0.4i)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)

第1種Legendre陪関数の記号 P[ν, μ](z) (変数μ)

 μを実変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[2.7, μ](x)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実変数μ)

 μ, xを実2変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[2.7, μ](x)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実2変数μ, x)

 μを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[2.7, μ](0.6)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)

 μを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[2.7, μ](0.4i)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)

 μを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[-0.5+2i, μ](0.6)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)

 μを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数P[-0.5+2i, μ](0.4i)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)

第1種Legendre陪関数の記号 P[ν, μ](z) (実2変数ν, μ)

 ν, μを実2変数とする、第1種 Legendre 陪関数のグラフ。P[ν, μ](0)P[ν, μ](-0.2)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実2変数ν, μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実2変数ν, μ)

第2種Legendre陪関数の記号 Q[ν, μ](z)

 xを実変数とする、第2種 Legendre 陪関数のグラフ。整数次Q[n, 1](x)実数次Q[ν, 1](x)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[ν, 1](x)のグラフ。
 ν=-2, -3, -4, -5,…では関数が定義されない。
 負数のν方向を拡大した場合。
 「超幾何関数・球関数・円筒関数」 にある図に準じたグラフ。
 白点は等高線の共有点で、そのx座標はP[-n-2, -1](x)=0(n ∈ N>0 ∩ Abs(x)<1)の実数根と一致する。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実2変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実2変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実2変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[2.7, 1](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[-0.4, 1](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[-3.7, 1](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[4-3i, 1](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[-0.5+5i, 1](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 xを実変数とする、第2種 Legendre 陪関数のグラフ。整数次Q[n, 3.4](x)実数次Q[ν, 3.4](x)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[ν, 3.4](x)のグラフ。
 ν=-4.4, -5.4, -6.4, -7.4,…では関数が定義されない。
 負数のν方向を拡大した場合。
 「超幾何関数・球関数・円筒関数」 にある図に準じたグラフ。
 白点は等高線の共有点で、そのx座標はP[-n-4.4, -3.4](x)=0(n ∈ N>0 ∩ Abs(x)<1)の実数根と一致する。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実2変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実2変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実2変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[2.7, 3.4](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[-0.4, 3.4](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[-3.7, 3.4](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[4-3i, 3.4](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[-0.5+5i, 3.4](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 アニメーション(10.8MB)
 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[ν, 3.4](z)のグラフ。νは実数を動く。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数:動画)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[2.7, -3+2i](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[-0.4, -3+2i](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[-3.7, -3+2i](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[4-3i, -3+2i](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[-0.5+5i, -3+2i](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

第2種Legendre陪関数の記号 Q[ν, μ](z) (変数ν)

 νを実変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[ν, 3.4](x)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実変数ν)

 νを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[ν, 3.4](0.6)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)

 νを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[ν, 3.4](0.4i)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)

 νを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[ν, -1+i](0.6)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)

 νを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[ν, -1+i](0.4i)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)

第2種Legendre陪関数の記号 Q[ν, μ](z) (変数μ)

 μを実変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[2.7, μ](x)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実変数μ)

 μ, xを実2変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[2.7, μ](x)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実2変数μ, x)

 μを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[2.7, μ](0.6)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)

 μを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[2.7, μ](0.4i)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)

 μを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[-0.5+2i, μ](0.6)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)

 μを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Q[-0.5+2i, μ](0.4i)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)

第2種Legendre陪関数の記号 Q[ν, μ](z) (実2変数ν, μ)

 ν, μを実2変数とする、第2種 Legendre 陪関数のグラフ。Q[ν, μ](0)Q[ν, μ](-0.2)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実2変数ν, μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実2変数ν, μ)

Legendre 陪関数(Hobson 型)

 Legendre の陪微分方程式を満たすが、実軸上の区間(-∞, 1]に分枝切断線が置かれるように選んだ、新しい解の基本系w=a・Ph[ν, μ](z)+b・Qh[ν, μ](z)(a, b ∈ C)を成す二つの関数
  • Hobson型Legendre陪関数(超幾何関数による定義式)
を順に、第1種および第2種 Legendre 陪関数 (Hobson 型) という。これも、Qh[ν, μ](z)ν+μ ∈ Z<0ならば関数自体が存在しない。分枝切断線(-∞, 1]を越える解析接続は、
  • Hobson型Legendre陪関数の解析接続公式
によって成される。
 Hobson 型は、Ferrers 型の分枝と
  • Legendre陪関数(Hobson型とFerrers型の関係)
の関係にある。特に、第1種の公式で条件区分が不要となるのは、
  • 第1種でのHobson型とFerrers型の一致)
のみであって、しかもこの場合に限りz=1の分岐点が消えるので、分枝切断線は(-∞, -1]に変わる。
 Legendre 陪関数は、次数νに関する整数差の線形漸化式 (隣接関係式)
  • Hobson型Legendre陪関数の線形漸化式
を満たす※1。ここにa(ν), b(ν)は、νに関して1を周期とする任意の周期関数である。また、νの符号を変える公式
  • Hobson型Legendre陪関数のνに関する反転公式
が成り立つ。
 νに対して極限を取った Legendre 陪関数は、変形 Bessel 関数
  • Hobson型Legendre陪関数のνに対する極限
の関係にある。
 Ph[n, m](x)(n, m ∈ N≧0 ∩ m≦n ∩ x ∈ R)も直交性
  • Hobson型Legendre陪関数の直交性
を満たすが※2、Ph[n, m](x)自体は直交区間[-1, 1]で実関数にならない。
 Hobson 型が物理学等で応用される事例は少なく、むしろ複素関数論的な場面で現れることが多い。実際、変数xを区間[-1, 1]の実数に限定した Ferrers 型では、複素変数の Hobson 型に対して実軸に上下から近付く極限を取った
  • Hobson型の極限としてのFerrers型
が、しばしば定義として採用される。
 "Hobson 型" なる名称は、Legendre 陪関数を研究した E. Hobson (1896年) に由来する。

【註記】
 ※1:Hobson 型が満たす二つの漸化式は、Ferrers 型が満たすそれと全く同じ形になっている。

 ※2:実は、Ph[n, m](x)Ph[k, m](x)=(-1)^m*P[n, m](x)P[k, m](x)となるからに過ぎない。

第1種Legendre陪関数の記号 Ph[ν, μ](z)

 xを実変数とする、第1種 Legendre 陪関数のグラフ。整数次Ph[n, 1](x)実数次Ph[ν, 1](x)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[ν, 1](x)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[2.7, 1](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[-0.4, 1](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[4-3i, 1](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[-0.5+5i, 1](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 xを実変数とする、第1種 Legendre 陪関数のグラフ。整数次Ph[n, 3.4](x)実数次Ph[ν, 3.4](x)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[ν, 3.4](x)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[2.7, 3.4](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[-0.4, 3.4](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[4-3i, 3.4](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[-0.5+5i, 3.4](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 アニメーション(11.1MB)
 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[ν, 3.4](z)のグラフ。νは実数を動く。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数:動画)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[2.7, -3+2i](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[-0.4, -3+2i](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[4-3i, -3+2i](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[-0.5+5i, -3+2i](z)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

第1種Legendre陪関数の記号 Ph[ν, μ](z) (変数ν)

 νを複素変数とし、μzを固定する場合の第1種 Legendre 陪関数Ph[ν, μ](z)は、P[ν, μ](z)exp(±μπi/2)倍したものに過ぎないので、グラフの描画は省略する。

第1種Legendre陪関数の記号 Ph[ν, μ](z) (変数μ)

 μを実変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[2.7, μ](x)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実変数μ)

 μ, xを実2変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[2.7, μ](x)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実2変数μ, x)

 μを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[2.7, μ](1.6)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)

 μを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[2.7, μ](0.4i)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)

 μを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[-0.5+2i, μ](1.6)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)

 μを複素変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[-0.5+2i, μ](0.4i)のグラフ。
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)

第1種Legendre陪関数の記号 Ph[ν, μ](z) (実2変数ν, μ)

 ν, μを実2変数とする、第1種 Legendre 陪関数Ph[ν, μ](5)のグラフ。
 (因みにPh[ν, μ](x)(ν, μ, x ∈ R)は、x<1で実数値を取らないことに注意する。)
  • 第1種Legendre陪関数のグラフ(実2変数ν, μ)

第2種Legendre陪関数の記号 Qh[ν, μ](z)

 xを実変数とする、第2種 Legendre 陪関数のグラフ。整数次Qh[n, 1](x)実数次Qh[ν, 1](x)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実変数)

 ν, xを実2変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[ν, 1](x)のグラフ。
 ν=-2, -3, -4, -5,…では関数が定義されない。
 負数のν方向を拡大した場合。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実2変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実2変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[2.7, 1](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[-0.4, 1](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
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  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[-3.7, 1](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
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 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[4-3i, 1](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
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  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[-0.5+5i, 1](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
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 xを実変数、およびν, xを実2変数とする第2種 Legendre 陪関数Qh[ν, 3.4](x)は、x ∈ Rで実数値を取らない。
 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[2.7, 3.4](z)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)
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 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[-0.4, 3.4](z)のグラフ。
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 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[-3.7, 3.4](z)のグラフ。
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 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[4-3i, 3.4](z)のグラフ。
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 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[-0.5+5i, 3.4](z)のグラフ。
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 アニメーション(11.0MB)
 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[ν, 3.4](z)のグラフ。νは実数を動く。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数:動画)

 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[2.7, -3+2i](z)のグラフ。
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 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[-0.4, -3+2i](z)のグラフ。
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 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[-3.7, -3+2i](z)のグラフ。
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 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[4-3i, -3+2i](z)のグラフ。
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 zを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[-0.5+5i, -3+2i](z)のグラフ。
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  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数)

第2種Legendre陪関数の記号 Qh[ν, μ](z) (変数ν)

 νを実変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[ν, 1](x)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(実変数ν)

 νを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[ν, 3.4](1.1)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)

 νを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[ν, 3.4](0.4i)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)

 νを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[ν, -1+i](1.1)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)

 νを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[ν, -1+i](0.4i)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数ν)

第2種Legendre陪関数の記号 Qh[ν, μ](z) (変数μ)

 μを実変数、およびμ, xを実2変数とする第2種 Legendre 陪関数Qh[2.7, μ](x)は、x ∈ Rで実数値を取らない。
 μを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[2.7, μ](1.1)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)

 μを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[2.7, μ](0.4i)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)

 μを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[-0.5+2i, μ](1.1)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)

 μを複素変数とする、第2種 Legendre 陪関数Qh[-0.5+2i, μ](0.4i)のグラフ。
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)
  • 第2種Legendre陪関数のグラフ(複素変数μ)

第2種Legendre陪関数の記号 Qh[ν, μ](z) (実2変数ν, μ)

 Qh[ν, μ](x)(ν, μ, x ∈ R)は、x>1であっても一般に実数値を取らない。よってν, μの実2変数グラフは省略する。

球面調和関数

日:球面調和関数
英:Spherical harmonics,仏:Harmonique sphérique,独:Kugelflächenfunktion

 球座標によって変数分離された Laplace 方程式の解のうち、応用面で特に重要となるのはQ[n, m](cosθ)を含まない (B[2]=0となる) 場合である※1。また、Θ(θ)(ただしP[n, m](cosθ)のみ) とΦ(φ)の基底関数は、正規直交性
  • Θ(θ)とΦ(φ)の基底関数が持つ正規直交性
を持つよう、予め正規化因子も含めた定義にしておくと、その分が煩雑にならなくて済む。一方、Ρ(r)の基底関数は直交性を持たないので取り除くと、結局、二変数θ, φ∈ Rの関数
  • 球面調和関数
を導入するのが良いことになる。これを、球面調和関数という。併せて、mの符号を変える公式
  • 球面調和関数のmに関する反転公式
がしばしば必要になる。
 かくして球面調和関数は、単位球面全体で三次元の正規直交性
  • 球面調和関数の三次元正規直交性
を満たす。したがって、球面上で定義された任意の連続関数f(θ, φ)は、
  • Laplace級数展開
に展開できる。これは Laplace 級数と呼ばれる。
 なお量子力学では、3個の球面調和関数の積に対する、単位球面全体での積分
  • 3個の球面調和関数の積に対する積分
も現れる。ここに
  • Wignerの3-j記号
は、「Wigner の 3-j 記号」 と呼ばれる※2。
 実 Fourier 級数に準じて、Φ(φ)の基底関数が余弦, 正弦関数となるように選んだ球面調和関数
  • 球面調和関数(実Fourier級数的な定義式)
が、特に古典的な (量子力学でない) 物理問題等で必要となることがある。さらに、これら(2n+1)種類の球面調和関数を細分して、m=0の場合を帯球調和関数 (Zonal spherical harmonics)、m=nの場合を扇球調和関数 (Sectorial sph. har.)、その他(2n-1)種類の場合を縞球調和関数 (Tesseral sph. har.) と呼ぶことがある※3。
 球面調和関数は、これまでに述べた電磁気学・重力に関する問題の他、多重極モーメントの各テンソル成分への分離、周辺光による間接照明の輝度測定等に現れるが、20世紀になると量子力学での応用事例が多数得られ、その重要性が一段と増した。そのうち特に有名なのが、水素原子核の周囲における電子の存在確率であり、Laguerre 陪関数とともに現れる (詳細は、別頁 「特殊関数応用編」 を参照)。
 球面調和関数なる名称は、1867年に W. Thomson (Lord. Kelvin) と P. G. Tait が初めて使用した。

【註記】
 ※1:なぜならば、θ=0, πのときQ[n, m](cosθ)=±∞となり、大抵の問題では不要または不適となるからである。

 ※2:付随する条件式から、Wigner の 3-j 記号はj[k]が非負整数 (または正の半奇数) に限定され、これに伴いm[k]が整数 (または半奇数) に限定された多変数関数であって、(虚数) 指数関数、ガンマ関数 (階乗関数)、多項式で表わされることが分かる。
 Wigner の 3-j 記号は、直交関数系の理論で普遍的に現れる。NISTの第34章は、この Wigner の 3-j 記号に関して詳細な情報を載せている。

 ※3:この名称の意味は、後に掲載しているグラフによって明らかになるであろう。

球面調和関数の記号 Y[n, m](θ, φ)

 φに由来する複素数因子が消えるため常に実数値をとる、実変数θの球面調和関数Y[n, m](θ, 0)(n≧m ; m=0, 1, 2)のグラフ。
  • 球面調和関数のグラフ(実変数θ, φ=0)
  • 球面調和関数のグラフ(実変数θ, φ=0)
  • 球面調和関数のグラフ(実変数θ, φ=0)

 nが小さい場合の球面調和関数Abs(Y[n, m](θ, φ))のグラフ。
  • 球面調和関数のグラフ

 nが小さい場合の球面調和関数Abs(Re(Y[n, m](θ, φ)))のグラフ。
  • 球面調和関数のグラフ

 nが小さい場合の球面調和関数Abs(Im(Y[n, m](θ, φ)))のグラフ。
  • 球面調和関数のグラフ

 nが比較的大きい球面調和関数Abs(Y[10, 0](θ, φ)),Abs(Y[10, 5](θ, φ)),Abs(Y[10, 10](θ, φ))のグラフ。
  • 球面調和関数のグラフ

 nが比較的大きい球面調和関数Abs(Re(Y[10, 0](θ, φ))),Abs(Re(Y[10, 5](θ, φ))),Abs(Re(Y[10, 10](θ, φ)))のグラフ。
  • 球面調和関数のグラフ

 nが比較的大きい球面調和関数Abs(Im(Y[10, 1](θ, φ))),Abs(Im(Y[10, 5](θ, φ))),Abs(Im(Y[10, 10](θ, φ)))のグラフ。
  • 球面調和関数のグラフ

 球面調和関数を原点から (原点中心の) 球面へ射影すると、帯球調和関数, 縞球調和関数, 扇球調和関数なる名称の意味が明らかになる。それをAbs(Re(Y[10, 0](θ, φ))),Abs(Re(Y[10, 5](θ, φ))),Abs(Re(Y[10, 10](θ, φ)))で例示する。
  • 球面調和関数のグラフ(球面への射影)

 φ=0かつ変数θが実数を動くときの曲線を、Abs(Re(Y[6, 3](θ, φ)))上で確認する。
  • 球面調和関数のグラフ(φ=0の断面)

 球面調和関数の合成 (有限級数)
  • 球面調和関数の合成(有限級数)の式(1)
に対する、Abs(f(θ, φ)),Abs(Re(f(θ, φ))),Abs(Im(f(θ, φ)))のグラフ。
  • 球面調和関数の合成のグラフ(1)
  • 球面調和関数の合成のグラフ(1)
  • 球面調和関数の合成のグラフ(1)

 球面調和関数の合成 (有限級数)
  • 球面調和関数の合成(有限級数)の式(2)
に対する、Abs(f(θ, φ)),Abs(Re(f(θ, φ))),Abs(Im(f(θ, φ)))のグラフ。ここに、ζRiemann のゼータ関数である。
  • 球面調和関数の合成のグラフ(2)
  • 球面調和関数の合成のグラフ(2)
  • 球面調和関数の合成のグラフ(2)

Wignerの3-j記号

 m[1], m[2]を整2変数とする、Wigner の 3-j 記号({40, 40, 60}, {m[1], m[2], -m[1]-m[2]})のグラフ。
  • Wignerの3-j記号のグラフ(変数 m[k])
  • Wignerの3-j記号のグラフ(変数 m[k])

 m[1], m[2]を半奇数の2変数とする、Wigner の 3-j 記号({75/2, 75/2, 35}, {m[1], m[2], -m[1]-m[2]})のグラフ。
  • Wignerの3-j記号のグラフ(変数 m[k])
  • Wignerの3-j記号のグラフ(変数 m[k])

 m[1], m[2]を整2変数とする、Wigner の 3-j 記号({40, 40, 80}, {m[1], m[2], -m[1]-m[2]})のグラフ。これは、j[3]=j[1]+j[2]となっている場合である。
  • Wignerの3-j記号のグラフ(変数 m[k])
  • Wignerの3-j記号のグラフ(変数 m[k])

 j[1], j[2]を整2変数とする、Wigner の 3-j 記号({j[1], j[2], j[1]+j[2]}, {5, 10, -15})のグラフ。これも、j[3]=j[1]+j[2]となっている場合である。
  • Wignerの3-j記号のグラフ(変数 j[k])
  • Wignerの3-j記号のグラフ(変数 j[k])

 j[1], j[2]を整2変数とする、Wigner の 3-j 記号({j[1], j[2], j[1]+j[2]-10}, {10, 10, -20})のグラフ。
  • Wignerの3-j記号のグラフ(変数 j[k])
  • Wignerの3-j記号のグラフ(変数 j[k])

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